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反抗期は突然に・・・

育児日記

とうとうあんなに穏やかだった長男にも反抗期がやってきたようです。

小さい頃から本当に素直で明るくて手のかからない長男でした。なかなか嘘もつかないし、弟たちに嫌なことをされても怒らない、そんな子でした。

このまま反抗期がこなかったら、自分の意見を堂々と言えなくなったり、親から自立できない子になってしまうのでは?!と心配になっていました。

その時は突然やってきた

しかし、そんな心配をよそに長男が10歳になる頃、突然、言い返してくるようになりました。
『うるせーよ』『やりたくない』『ママのせいだよ』『頭が悪いんじゃない』などなど、、、

ビックリしてしまって、私の方も感情的に言い返してしまいました。
こんな日が来ないかなぁ、なんて思っていたにもかかわらず、適切な返事を何も用意していませんでした。
落ち着いたタイミングで本人と話し合うと、一旦は反省して謝ってくれるのですが。。
同じようなことを何度か繰り返すので、根本的には解決されていないように感じていました。

息子に対して、どう接したか

それからというもの、息子に暴言を吐かせないように、こちらも感情をひたすら抑えて接するようになりました。

そして、『お風呂入ってー』なども『今お風呂入ってもらえる?』など、お願いするような言い方に
酷くなっていた兄弟喧嘩も、なるべく弟の方から先に怒るなど、とにかく気を遣いました。

すると、長男を尊重しているつもりなのに、どんどん天狗になっていくというか、暴言は減らない。喧嘩はたえない。何故なの?と思うほど逆にエスカレートしていきました。

間違っていたことは

そんな長男の反応に、困り果てた私は自分を振り返ることに。
夫にも何度も話を聞いてもらって、ようやく辿り着いたのが【かまいすぎ】という事。

私自身が過保護に育てられた経験から、自分の子供には、はなるべく伸び伸び育ってもらおうと考えていました。が、結果として、私は子供を支配しようとしていたのです。

※こんなイメージです!

私は『良い大人になってもらうため』に正しい事だと思いこみ、長男の気持ちを無視して押し付けているのだと分かりました。
例えば『宿題は晩御飯の前に済ませた方がいいよ!』とか『お風呂今すぐに入ってきて~』や『家に帰って来たら、かばんの中身を先に整理して』など。

もし、目の前にいる子供が、まだ自分で考える力が足りないのであれば、手を差し伸べて教える方が良いのでしょう。

ですが、もう反抗するほど自分の意思をしっかりと持った人間なのであれば、任せてみよう!そう思ったのです。

絶対的なルールは【寝る時間は守る】【暴言・暴力はダメ】くらいにして、その他はあまり叱らない事に。(寝る時間に関しても叱りはしませんが、優先的に守ってもらいました)

言わなさすぎてもダメだと感じたので、以前よりも時間を短めにして注意することにしました。
『それはダメだよ』と。

暴力や暴言、迷惑行為などは言えばわかることだと思っています。本人もダメだという意識はあります。言い分があったとしても暴力の場合は認められません。

その他は『どうしたの?何かあったの?』と先に聞くことにしました。

我が家は年の近い三兄弟で、物心着く前には次男が産まれ、その後すぐに三男も産まれたため、気が付かないうちに甘えることを我慢していたのかもしれません。

なかなか甘えられなかった思いや、どんどん大変になる学校生活のストレス、ルールをしっかり守ってきた真面目な性格なども相まって、突如暴走が始まったのではないかと今は思います。

考え方を変えた、その後

まだ成人したわけではないので、これからどうなるかはまだわかりませんが、本人に任せることで、かなり喧嘩も減り、私に対する暴言などもなくなりました。(喧嘩ゼロは無理ですね…笑)

宿題やお風呂のタイミングなども

『やりなさい!』と言わずに『どうするー?時間になったら声かけようか?』

くらいで済ませておくと、自ら考えて行動してくれるように。
基本、私は【本人が困ることについて】は放っておきます。
嫌味も疑いもなく心から【やってくれるのを信じる気持ち】で接することが大切なのかもしれません


ねぇ、もうこんな時間だよ?いつになったらやるの?は封印です。
心配だとしても『大丈夫そう?』くらい軽い言葉のみでOK。

本人のどうしても直せないような苦手分野だとしたら、メモを貼って忘れずやってもらえるようにお願いしておきます。(我が家の息子は片付けが苦手)

それでもできない時はサポートします。私も家族に助けられて生活しているので、息子が学校で頑張りすぎて疲れたときは、サポートとという形を取りお互いのストレスを減らしています。

最後に

息子が求めていたものは『まだ甘えたい、かまってもらいたい』という気持ちと『信用して任せてほしい』という相反するふたつの気持ちだったのではないでしょうか。

子供の成長を受け止めるには、私自身の不安やストレスも最小限に抑えないと長続きしません。そこで、過度な期待はせずにありのままの長男を愛せるように心を入れ替えました。

『ありのままを愛してくれる』というのは、私自身も嬉しいことなので、きっと息子達も嬉しいはず。スッピンでも料理が下手でも愛してると言われたら嬉しいですよね!

最後に私が参考にした育児本で、グッときたものを過去記事で紹介していますので、是非ご覧いただけますと幸いです。

それではまた!

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