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【家族向け】命を守る!防災準備

育児日記

色々なものが揃った防災バッグはよく見かけますが、実は防災グッズは人によって必要なものが違います。我が家は、子供3人と大人が3人(夫・私・祖母)の6人家族ですので、全体的に量が多め。しかも川が近くにあるので、津波などが来る恐れも。そうなるとスピード重視で、一体どれくらい持って行けるのかなど、検証してみました。

まず初めに知っておきたい

今住んでいる地域で考えられる災害は何でしょうか?地域のハザードマップで、自分の住んでいる場所がどのような危険があるのか調べることができます。対策を考えるためには、まず自分の住んでいる場所がどんなところなのかを知っておく必要があります。

我が家の場合だとこのようになります。

  • 地震
  • 台風や大雨
  • 富士山噴火

その他

  • 祖母と子供3人の6人家族と1匹(猫もいる)
  • 重たい荷物を運べるのは、夫と私そして長男だけ

何が必要か?

いつくるかわからない、地震への備えは【避難訓練・備蓄・家具などの固定です。

洪水の場合は天気予報などで知ることが出来るので【避難場所の確認・備蓄・水害予防】です。

富士山噴火については【備蓄】で備えます。

家でも避難訓練

小さい子供がいる我が家。地震が来たら子供たちを連れて荷物も持って逃げなければなりません。震度6以上の大地震が来たことをシミュレーションして、家のどこが安全なのかを念入りに考え、どのように誘導するかを決めておくのです。

  • 寝室にいる場合
  • リビングにいる場合
  • 食事中
  • 入浴中

すると、自ずと危険なものが見えてきたり、今まで当たり前だと思っていたインテリアなどにも意識が向くようになり、防災に繋がります。

そんなこと考えていたって、いざとなったらどうなってるかわからないじゃないか?!と思われるかもしれません。はい、本当にその通りで、実際に何が役に立つかはその災害によって変わります。

ですが、有事の際にじっくり考えることはできません!正しく恐れ、大切な命を守るために出来る限りの想定をしておくことに意味があるのです。

そして、シミュレーションができたら、実際に避難所まで家族で行ってみましょう。『地震だ!』と声をかけ、揺れが収まるまでどうするか。その後荷物を持ってどのように脱出するのか。みんなで事前に話し合っていたことを実践してみます。すると家族によって認識が違っていたり、うまくいかないことがあったり。訓練することで、いざという時に備えることが出来ます。

備蓄・防災ストック

我が家では、3タイプの持ち出し用バッグを用意しました。

①貴重品用 :ウエストバッグ
②持ち出し用:リュック
③備蓄保管用:キャリーケース

キャリーケースは両手が空かないので不向きなのでは?と思われるかもしれませんが、我が家の場合は、避難所まで徒歩5分と近いので、出来る限りたくさんの荷物を持っていきたいと思い、大きなキャリーケースを選びました。このほかにも家で避難生活する場合に備えて備蓄用コンテナもあります。

それぞれ中に入れているものも紹介します。

①貴重品用:ウエストバッグ

  1. 現金2万円分(千円札×15枚 500円玉×5枚 100円玉×23枚 10円玉20枚 )
  2. 家族全員の保険証コピー
  3. 家族の電話番号を書いたノート・ペン

これら全てを水に濡れても大丈夫な様にジップロックにまとめウエストバッグに入れています。持ち出し用リュックと一緒に置いておくことで、いざという時にすぐに持ち出せるようにしておきます。

その他にも気を付けていることとして、普段使っている貴重品類もなるべくまとめてビニールなどの防水袋に入れています。いざという時にすぐに持ち出せる様に意識しています。(とはいえ、命最優先なので緊急時は無理をしないでください)

また、火災などにも備えてインターネットバンキングに登録しておくのもいいかと思います。

②最低限の緊急持ち出し用:リュック

  1. 懐中電灯(両手が空くヘッドライトもオススメ)
  2. ホイッスル
  3. マスク(防塵のため)
  4. 水500ml (1人あたり1本~2本)
  5. 軍手(滑り止め付き)
  6. 救急セット&薬
  7. アルコール消毒
  8. 携帯用トイレ(防臭袋も)
  9. 防災ポンチョ(トイレをする時にも使えます)
  10. アルミブランケット
  11. レインウェア(上下あると理想的)
  12. ハイカロリーでかさばらないお菓子・食べ物
  13. ティッシュ、圧縮タオル、乾きやすいハンカチ
  14. ポリ袋(45Lくらいを数枚)

夜間の避難の場合真っ暗なところを進まなければなりません。そんな時には両手が空くヘッドライトがおすすめです。ホイッスルは、リュックの外側に取り付けておきます。携帯用トイレは大も小もできるものを。災害時には生活用水があったとしても配管が壊れている場合もあり、トイレを流すと下の階に汚物が溢れることも考えられますので、無事が確認できるまで使わないようにしましょう。

③備蓄保管用:キャリーケース(快適に過ごすためのものです)
※写真はキャリーケースですが、リュックにの様に背負うこともできるタイプです!

背負うこともできます。
  1. 予備の水(我が家は1人あたり2L)
  2. 3日分の食料とおやつ(カトラリー類も)
  3. 携帯用コンロ&ガスボンベ
  4. 折りたたみウォータータンク
  5. エア枕
  6. アイマスク
  7. 下着などの着替え
  8. 予備の電池
  9. 紙せっけん
  10. 歯間ブラシ、マウスウォッシュ
  11. 体も拭けるウェットティッシュ
  12. 圧縮タオル
  13. 生理用品(タンポンがオススメ)
  14. トイレットペーパー 2個
  15. ティッシュ
  16. おもちゃ(トランプや絵本など音の出ないもの)

こちらも人によって必要なものが変わってくると思います。赤ちゃんがいるご家庭などはカバンを1つ増やさなければならないかもしれません。避難所に非常食はありますが、量には限りがあるので足りない可能性もあります。最低でも自分たちの3日分の食事は用意しておきましょう。

その他:コンテナ(普段使いもできる備蓄用品です

こちらは、家に用意しておく防災用ストックです。

まず、第1優先は【

1人あたり1日1リットル~2リットルが必要です。1週間分は用意しておきたいので、2リットル6本入り1ケースの水を最低でも1人1箱は用意しておきましょう。2箱あると料理にも使えるので安心ですが、時と場合によって必要な水の量は違います。ご家族に合わせて考えてみる必要があります。大量にしまって置く場所がないという人も、家のいたるところに水のボトルを置いていけばトータルでたくさん保管しておくことができます。

続いて、【1週間分の食糧】

保存がきいて食べやすいもの。食事になるものから甘いものまで最低でも1週間分、余裕があれば1ヶ月分はあっても多すぎることはありません。災害時にのみ食べる特殊なものを入れる必要はありません。普段から食べているものを入れることでローリングストックにもなりますし、食べる時にも精神的に落ち着きます。そして万が一食料が尽きた時用に、腹持ちが良くて、カロリーの高いものは必ず入れるようにしてください。(氷砂糖はおすすめ)

最後は、【便利グッズ

災害時、最悪の場合はライフライン全て遮断されてしまいます。水、電気、ガスが使えないので、その状態でも生きるために必要な道具を備えます。キャンプ用品などがあって家でも使えるという方はそれでいいと思いますし、普段家でカセットコンロを使っていたらガスボンベの予備を多めに準備しておきましょう。

1度試していただきたいのですが、ガスも水も電気も使わない状態で食事の用意をして、家族みんなで食べてみる日を作ってみると、必要なものが見えてきます。まずは家にあるものや工夫しだいで出来ることがないかを模索してみるといいと思います。実際の災害時ではないのでインターネット検索などもできますし、何も無かった時のライフハックも知ることができます。

何が使えるか、その時に何があるかはわかりません。浸水したり倒壊したもので潰されてしまったら、使おうと思っていたものが使えないということも起こりえます。そんな時には“生きるための知恵”が役に立ちます!ぜひ、楽しみながら防災訓練をして準備を整え、いざと言う時にも、希望を持って過ごせるようにしていきたいですね。

その他【生活用水】

飲水はもう用意していますが、生活用水はどうでしょう。水が流せない環境になるとは思いますが、流せる環境だったら必要です。お風呂に水をはっておくといいのですが、風呂ごと壊れていたり中に入れなかったら取り出せませんし、漏れ出てしまっているかもしれません。我が家では大きなペットボトルに水道水を入れて貯めています。風呂釜で家族全員が入った後の汚れた水はお皿を洗うのにも使えそうにありません…(笑)

まとめ

  • 起こりうる災害を知る
  • 必要なものを揃える
  • 避難訓練をする
  • 持ち出し用荷物は、最低限の緊急用と最大限のものにわけておく
  • 1週間分以上の家庭用備蓄をしておく
  • 災害時の食事等を実際に行ってみる

以上です!私が個人的にオススメする不安を煽らない、タメになるYouTubeチャンネルをシェアしておきます。

死なない防災!そなえるTV

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高岡防災【正しい防災知識と災害体験談】

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